http://www.hituji-report.jp/
【シェアハウスは増えてるか?】
1)DIY型シェア住居:入居者同士が自分たちで話し合い物件をシェアしている
2)事業体介在型運営シェア住居:事業者がシェアを前提として入居者募集・運営管理している
http://www.hituji-report.jp/report/2008/about-guesthouse/definition-of-guesthouse.html
この中で、近年増加傾向にあるのは事業体介在型のシェアハウス。
10,000戸強ある。入居が増えているのは社会人女性。収入でみても一人暮らしをすることができる経済力がありながら、敢えて好んでシェアを選ぶ方が増えているとのこと。
事業体介在型のシェア住居は一人暮らしと比べても決して安くないので、経済的理由から入居する訳ではなく、前向きな理由でシェアを選んでいる。
キッチンの設備が充実していたり、オシャレな内装だったり、ジムがあったり、住人同士の交流の工夫があったり、、、キーとなるのは「コミュニティ」と「信頼性」。
DIY型は男性が7割だが、逆に事業体介在型は女性が7割とのこと。
メディア報道により
JUGEMテーマ:日記・一般不況でDIY型シェアが増えているという誤解を招きやすいが、DIY型はせいぜい1000戸いかない程度で稀なケースであり、増えも減りもしていないのではないかとのこと。
不況なのでシェアハウスが流行ったという解釈は間違い。
不況の時でも安さが売りのシェア物件は埋まらない。
不況とシェア拡大は無関係のようだ。
※※ひつじ不動産は物件の掲載広告費で成り立っているメディアで、当然事業体介在型に肩入れしている、という前提を考慮する必要はあるが。
【シェアハウスの運営形態】
だれがどのようにシェアハウスを運用するのか。代表的には以下の3パターン。
1)オーナー = 事業体 形式
自分の持っている物件で、自分が運営する場合。シンプル。
2)サブリース形式
事業体が物件を借り上げてシェアハウスを運営する場合。一番多いパターン。
3)管理委託契約形式
一般的な賃貸と同じように、諸々意思決定はオーナーがし、管理のみ管理会社に委託する場合。シェアの管理ができる会社が今はあまりないため、普及していない。
誰が管理運営するにしても、シェアハウスは難しい。
納得してしまったのが「シェアハウスは賃料を下げれば下げる程、管理に手間がかかる」という話。確かにそうかもしれない。「安い」で人を釣るのはやめた方がよい。
また「管理ははじめの1年間は手放しでもうまくい。これを5年うまく回そうとするとまた次元が違う」とも言われた。
最初は入居者が全員シェアに対して前向きに取り組んでいるから問題が出ない。
月日が経ち、考え方があわなくなってきたりメンバーの入れ替わりがあったりすると、運営は日々難しくなっていくよう。
【どのような物件をシェアするか】
物件については95%が中古。下宿や寮が一番構造はあってるのが物件が少ない。
あとはマンションなどの共同住宅や、戸建など。
用途変更していない戸建住居をシェアハウスにするのはコンプラ的に良いかどうかは、まだ未解決の課題として残ったまま。ただ、違法という範例はまだないとのこと。
(2011年)
その他 建築基準法、消防法、借地借家法、各種条例、旅館業法、宅建業法などの確認も必要。 グレーゾーンをひた走っているシェアハウスというのも多そう。